内容証明とは

内容証明とは、正式には「内容証明郵便」といい、「いつ」「誰から」「誰に」「どのような内容」の文書が送られたかを証拠として残すためのものです。

どのようなときに内容証明を出すの?

  • 訪問販売で契約してしまったがクーリングオフしたい
  • 知人にお金を貸したが返してくれない
  • アパートを退去したが敷金を返還してくれない
  • 会社が給料や残業代をきちんと払ってくれない
  • 近所の騒音や違法駐車に困っている

などのトラブルを解決するために、まず相手に意思表示をするために内容証明を送ります。
相手が悪徳業者などの場合、電話やメールなどで解約を申し込んでも放置され、後々「そんなことは聞いてない」と言われたりします。そうこうしながらクーリングオフできる期間をやり過ごし、解約できなくさせたりするのです。
また、貸したお金もこちらから請求しなければ時効で消滅してしまいます。

そういったことが無いように、どのような内容の文書を発信したかを証明するために内容証明を活用します。

内容証明を出すときの注意

内容証明は相手方に対してなにかしらの強制力を持つものではありませんが、心理的なプレッシャーになります。
トラブルの解決後にも相手と付き合いが残るような場合、遺恨が残ってしまいますので慎重な判断が必要です。

また、内容の証明になるということは、自分が送った内容も証拠として残ることになります。
書き間違いがあっても訂正できなくなりますし、万一過激な表現を使ってしまった場合には脅迫罪や恐喝罪の証拠にもなりえてしまいます。

このように、内容証明はトラブル解決の有効な手段ではあるものの、法的な問題などに配慮しながら作成する必要があります。
当事務所では、しっかりとお話を伺ったうえで内容証明の作成を含め、事後対応までサポートさせていただきます。
※法的紛争の発生が不可避な場合には弁護士等へ引き継ぎます。

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